節分にちなみ、いわしを焼きました。
いわしを焼くにおいを鬼が嫌うという云われがあり、生のいわしを炭火で焼いて幼稚園中の悪い鬼を追い出しました。
いわしはグループで1匹ずつ焼くので、事前にグループの友達といわしを洗う人、火床にのせる人、ひっくり返す人など役割分担を決めました。
ひとりずつ順番にいわしを手にして「ぬめぬめしてる!」「うろこがざらざらしてる。」と感触を味わったり、口を開けて「ベロがある!」「これ歯かな?」とよく観察してから焼きはじめました。
網に載せ、しばらくするとジュウジュウという音と共に煙が出てきました。焼けていくにつれ体や目玉の色が変化していく事に気づいたり、「これが鬼の嫌いなにおいか~。」と煙のにおいをかいだりしながら焼きあがりを待ちました。
年少・年中組の子ども達も見学に来たので、焼きあがったいわしをクラスに一匹ずつおすそ分けしましたよ。
焼けたいわしは部屋に戻ってから、グループごとにお腹を開いて中がどうなっているのか観察しました。「ほねがでてきたよ。」「なんか身の色がちがうところがあるよ!?」「これが内蔵?」「うわっ!なんか気持ち悪い!」と様々な発見がありましたよ。

 
子どもたちとほぐしたいわしの頭は、鬼の目をつくと言われるヒイラギの葉と一緒に各クラスの入り口に飾りました。