一期から継続している年長組の農育プロジェクト「どろんこ農園」も、いよいよ最後の取り組みです。

 前回(9月)にとうもろこしのみ収穫でき、今回は里芋と落花生の収穫をしました。前回の様子と比べて「落花生はなんか枯れてきてるね」「里芋の葉っぱが大きい!」「(里芋の)茎が太い!」と成長を感じることができました。
 いざ収穫してみると…、落花生はカラスに食べられてしまったのか、実が少ない様子を見て、自然の中で育てる難しさを感じた子どもたち。里芋は茎が太く、一人や二人で抜こうとしてもびくともしません。友達に「手伝って~!」と声をかけ、4,5人で力を合わせて収穫しました。そんな姿を見て「大きなカブのお話みたいだね~!」と声も聞こえてきましたよ!
里芋と落花生を収穫できたことで、どろんこ農園の畑は空っぽに。子どもたちが畑に行けない間にお世話をしてくださった眞先生にお礼の挨拶をし、最後に「どろんこ農園」の看板を抜いてきました。「もうどろんこ農園もおしまいか~」と今までの過程を振り返ったり、帰りのバスの中から吉田農園に手を振ったりする子もいましたよ。
 
 園に戻ってからは葉と実の部分を分けたり、洗ったりし、別日に食べることに。
普段だったらなかなか挑戦できない食べ物にも、「友達と一緒に挑戦してみよう!」「みんなで育てたから挑戦してみよう!食べてみよう!」という不思議なパワーがもらえる特別活動ですね♪

 どろんこ農園の経験を経て、自然に対する興味や関心が増えた年長組でした。